ドナルド・トランプ前大統領は4月19日、自身の肖像を使用したNFTの第2弾コレクションを発表。
発売後わずか1日で完売し、およそ460万ドル(約6億2000万円)を売り上げた。
トランプは、自身のソーシャルメディアのTruth Socialで、第2弾の発売を発表してから5時間で、すべてのNFTが売り切れたと発表した。「みなさんが幸せで健康でリッチでありますように。おめでとう!」と投稿。
18日にリリースした第2弾のコレクションは、約4万7000枚、1枚99ドルで販売された。トランプの人生やキャリアをテーマにしたもので、ロックスターに扮してギターを振り回す姿、デラウェア川を渡るジョージ・ワシントンに扮した姿などが描かれている。
昨年12月に発売された第1弾のNFTコレクションは、4万5000枚のNFTを1日で完売。440万ドルの売上だった。しかし、報告書によるとトランプがCIC Digital LLCという会社と結んだライセンス契約から得た最初のバッチの収益は、10万ドルから100万ドルだったとされている。また、ニューヨーク・タイムズの記事によると、これらのカードは、二次市場で転売された場合に、追加で10%のロイヤリティをトランプに入る。 トランプが第1弾のコレクションをリリースしたのは、彼が大統領選への出馬を宣言してから1カ月後のことだった。その発表に先立ち、トランプはTruth Socialで「重大発表がある」と予告、「アメリカはスーパーヒーローを必要としている」と述べてた。第1弾のシリーズには、スーパーヒーローや映画スターに扮したトランプの肖像画や、トランプとのプライベートなディナーに参加できる懸賞が含まれていた。